各メーカーさまざまなお風呂を売り出していて、どの形を選ぶか迷うほど種類が多いです。
基本的な形状の特徴からメーカーごとの特徴、ライフスタイルによる形状の選び方を説明いたします。
基本の形状はストレート浴槽とワイド浴槽。
基本の形状は2種類
- 一般的な形状のストレート浴槽
- ストレート浴槽より横幅の広いワイド浴槽
上記の形状にプラスして段差(ベンチタイプ)がついているかどうかになります。
詳しく説明していきます。
ストレート浴槽

お湯をたっぷり使って肩までつかるのに適した浴槽です。
一般的なお風呂の形状で、直線的なデザインからスタイリッシュな印象を与えます。

一人で入浴するならストレート浴槽がおすすめ!
ワイド浴槽

広々とした浴槽でお子さんと一緒に入るのに適しています。
ただ広々しているので、水量ガス代が増え光熱費はかかる。お風呂が大きい分洗い場が狭くなってしまいます。

お子さんと同時に入浴する人におすすめ!
段差(ベンチタイプ)

小さなお子様でも、だっこせず入浴することが可能。ゆっくりと半身浴を楽しめます。
ベンチで必要なお湯が減り、光熱費節約になります。
デメリットは段差があるので、凸凹部分の掃除がめんどう

特にこだわりがなければ段差付き(ベンチタイプ)がおすすめ。
ただ足を伸ばしたときに段差が気になる方は段差無しを選びましょう。
ストレートとワイドで選ぶなら?
- 特にこだわりなければ、段差付きを選ぼう
- お子さんと同時に入浴するのを重視するならワイドタイプがおすすめ
- 一人で入浴するならストレートタイプを選ぼう
メーカーごと特徴のあるお風呂形状
各メーカー様々な浴槽を出しています。これぞ!と思ったものをピックアップしてご紹介。
リクシル

ミナモ浴槽
丸みを帯びたやわらかなデザインと浴槽の上縁をめいっぱい広げているモデル
開放感・湯面の広がりに優れています。
パナソニック

ナナメ浴槽
足元の幅を狭くすることで洗い場に余裕をもたせられます。
TOTO

クレイドル浴槽
首まわりをやさしく受けるなめらかな形状、浴槽またぎ部分が低く入浴ラクラク
トクラス

エルゴタイプ
勾玉の様なデザインによって肩幅を広々取りつつ、洗い場にも余裕が生まれます。
クリナップ

ラウンジ浴槽
ゆったりと腰掛けれるように設計されたデザイン。
頭を支えるヘッドレストとお尻を支えるベンチ形と座るのに適した浴槽になっています。
ライフスタイルでお風呂の形を検討する
結論から言ってしまうと、大体の人はストレートタイプの浴槽で良いでしょう。
ストレート浴槽が良いライフスタイル
- お風呂は一人で入る。(入浴する時間帯がバラバラなど)
- 子供がいっしょに入浴する年齢じゃない
- 段差(ステップ)はお好みで選択
ワイド浴槽が良いライフスタイル
- 子供がまだ小さくいっしょに入りたい
- 小さな子供を入浴させるには段差(ステップ)があるとラク
ライフプランで検討
- リフォームした浴槽を長く使う場合は将来を見据えてストレート浴槽がおすすめ
- 子供が小さく、10年くらいしたら引っ越すなどの予定がある場合はワイド浴槽がおすすめ
両親などがご高齢の場合
次に説明する入浴をサポートする工夫をしましょう。
あとは、浴槽がまたぎやすい高さが低めのモデルや半埋め込み式の設置方法を検討すると良いです。
電動で動き入浴介助を行えるバスリフトも介助の負荷を大きく軽減します。
入浴をサポートする工夫
サポートバー

浴槽からの立ち座り、浴槽をまたぐなど入浴全般をサポート
浴槽のふちを細く

中央部分のお風呂縁を細くして、つかみやすいサイズに
アームレスト/ハンドクリップ

浴槽からの立ち座りをサポート
最後に
今回の情報を参考にして、ぜひショールームで体感してきてください 。
イメージ通りにすんなり決まる場合もあれば、実際体験してみて印象が変わることもあるからです。
それでは良きバスルーム選びを!

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