トイレの交換目安
トイレの交換目安は、使用頻度や素材によって変わってきますが10年~20年程だと言われています。陶器製の便器は傷がついたり割れない限りは使い続けられますが、タンクやパイプは劣化してしまう場合があります。一般的にはタンクが10年、パイプは20年程で交換の時期を迎えると言われています。また、水漏れしている、詰まりやすい、流れないなども交換の時期だと言えます。
トイレの寸法
トイレにはさまざまなデザインや機能を持ったものがありますが、一般的なトイレの広さは3パターンに分かれます。
現在のサイズを把握することで適応する商品が見つけやすくなります。
便器前の(ドアまで)の寸法は40㎝程度必要
トイレの形状を選ぶ
組み合わせトイレ
特徴
・組み合わせトイレとは便器(タンクも含む)と便座を自由に組み合わせることができる
・タンク上部の手洗いの有無を選ぶことができる
修理
・それぞれのパーツが独立しているため、故障したパーツのみ修理することができる
一体化トイレ
特徴
・便器、便座、タンク、ウォシュレットが一体化しており凹凸が少ない
・タンク上部の手洗いの有無を選ぶことができる
修理
・便座が故障すれば、機能部(タンク、温水洗浄便座)ごと交換する場合がある
タンクレストイレ
特徴
・便器、便座、ウォシュレットが一体化しており水を貯めるタンクがない
・手洗いを別で設置する必要がある
修理
・便座が故障すれば、機能部(タンク、温水洗浄便座)ごと交換する場合がある
タンク式とタンクレスのメリット・デメリット
タンク式トイレ
メリット
- 手洗いが一緒になっているため、別で設置する必要がない
- 低コストで設置できる
- 水を流すときに電気を使用しないため停電時でも通常通り使用できる
- 水を貯めてから流すため水圧が低い場所でも設置できる
デメリット
- タンクの後ろなど入り組んだ部分の掃除に手間がかかる
- タンクがスペースをとる
- 水が溜まるまで連続で水が流せない
- お子様は手洗いしづらい
タンクレストイレ
メリット
- トイレの空間を広々と見せてくれる
- 少ない水で流すことができるため節水効果がある
- 水道直結なためタンクに水が溜まるのを待つ必要がなく連続で水が流せる
- 凹凸が少ないため掃除がしやすい
デメリット
- 手洗いを別に設置する必要がある
- 水を流すのに電気を使うため停電時はバケツで水を汲んで流す必要がある
- 水圧が低いとトイレの流れが悪く詰まりやすいため設置できない
(水圧の弱さを補うブースターを設置することができる)
便座の機能
最新のトイレは掃除のしやすさ、節水性など様々な機能のトイレが販売されています。毎日使うものだからこそ快適に使える機能のトイレがおすすめです。
脱臭
トイレに座ると脱臭ファンが廻り自動でトイレの匂いを除去します。
節水
少ない水でも汚れをしっかり洗浄します。
自動洗浄
便器から離れると自動で洗浄します。
除菌
自動で除菌し、使用していないときも清潔に保ちます。
防汚
便器の防汚性が高く、傷もつきにくい素材になっています。
瞬間暖房便座
使用する際に座を瞬間的に暖めるので、節電になります。
多機能洗浄
様々な洗い方、水圧などが選べます。ノズルの防汚効果も高く掃除もしやすくなっています。
フチなし便座
フチがない便器で、掃除がしやすくなります。