2021年8月23日

洗面台の選び方

洗面台の選び方

洗面台のリフォームは、まずは現在のサイズや種類を把握しておくと選びやすくなります。最適な洗面台の選び方やポイントをご紹介致します。

洗面台の交換目安

一般的に洗面台の交換目安は15年~20年程だと言われています。使用頻度などによって変わってきますが、使い方によってはそれよりも短い年数で修繕や交換が必要となってしまいます。蛇口部分だけが壊れてしまった場合は蛇口のみの交換を行うこともありますが、原因や状態によっては洗面台ごと交換したほうが良い場合もあります。水漏れしている、カビや汚れが落ちない、洗面ボウルにひびが入っているなどは交換時期を迎えているといえます。

洗面台の寸法

洗面台サイズ

一般的な洗面台の寸法

  • ①高さ:1800~1900mm程度
  • ②奥行:400~600mm程度
  • ③洗面ボウルまでの高さ:750mm、800mm、850mm
  • ④間口(幅):500~1850mm

最適な洗面台にするためには洗面ボウルのまでの高さが重要になってきます。洗面台の『間口』(幅)、『高さ』、『奥行き』の3点を確認しておくで、より大きさのイメージがしやすくなります。

洗面台の種類を選ぶ

ユニットタイプ

ユニットタイプは洗面ボウル、鏡、水栓、照明、収納が一体化している洗面台です。設置の手間がかからない分、規格サイズが決まっているため設置場所のサイズ確認が重要になってきます。幅は60cm・75㎝・90㎝サイズから選ぶことができます。

システムタイプ

システムタイプは洗面ボウル、鏡、水栓、照明、収納などのパーツを自由に組み合わせることができる洗面台です。ユニット型で設置サイズが合わなっかった場合は、カウンターの幅や高さが選べるシステムタイプがおすすめ致します。機能性やデザインの自由度が高い分工事が大掛かりになり、費用がかかってしまいます。

カウンタータイプ

カウンタータイプは壁にカウンターを取り付け、洗面ボウル、鏡、水栓、照明などを自由に組み合わせて設置する洗面台です。カウンター下に収納がない商品もあり、収納キャビネットを用途に応じて別に設置することができます。

収納の種類を選ぶ

洗面台の収納には『スライドタイプ』『引き出しタイプ』『開き戸』タイプなどがあります。ご家族の人数、収納の量によって使いやすい収納キャビネットを選ぶことをおすすめ致します。

スライドタイプ

スライドタイプ

スライドタイプはデットスペースができにくいため、収納力が高くなっています。奥の物まで見やすくて取り出しやすい形で収納できます。

引き出しタイプ

引き出しタイプ

引き出しタイプは引き出しと開き戸の組み合わせで使い分け、高さのあるものと小物を分けて収納することができます。

開き戸タイプ

開き戸タイプ

開き戸タイプは高さのあるものでも楽に収納することができます。収納用具を活用することで収納力がアップします。

洗面ボウルの種類を選ぶ

洗面ボウルには様々なタイプがあります。サイズが小さい洗面ボウルは水がはねたり、溢れたりして洗面台周辺の汚れにもつながってしまいます。用途によってサイズや種類を選ぶことでより使いやすくなります。

置き型ベッセルタイプ

ベッセル型

洗面ボウルをカウンターの上に設置する置き型タイプです。カウンターやキャビネットを組み合わせて作れるため、デザインの自由度が高さが特徴です。

半埋め込み型ハーフベッセルタイプ

半埋め込み型

洗面ボウルを置き型と埋め込み型の中間でカウンターに半分埋め込んで設置するタイプです。置き型のデザイン性と埋め込み型の安定性を兼ね揃えています。

埋め込み型アンダーカウンタータイプ

埋め込み型タイプ

洗面ボウルをカウンター内に埋め込んで設置するタイプです。カウンターと一体になっているため安定性が高く、お手入れのしやすさも特徴です。

化粧鏡の種類を選ぶ

3面鏡

3面鏡

鏡を3面に取り付けているタイプです。鏡を開けると収納棚になっているため
収納物が隠せることができます。同時に顔の両側が見られるので身支度に便利です。

1面鏡

1面鏡

鏡が1面のみに取り付けられるタイプです。サイドに棚がついているか、棚がない代わりに大きな鏡が
取り付けてあるものもあります。鏡が出っ張っていないためすっきりとした空間をにできます。

水栓の種類を選ぶ

単水栓

単水栓は吐水口から水かお湯しか出ないシンプルな構造の水栓です。

混合水栓

混合水栓は水とお湯を混合して1つの吐水口から吐水する水栓です。シングルレバー混合水栓とツーハンドル混合水栓の2種類があります。
シングルレバー混合水栓は1つのレバーから流量と温度を調節することができます。
ツーハンドル混合水栓はレバーがお湯と水の2つに分かれており、それぞれのレバーの加減で流量と温度を細かく調節することができます。

便利な機能

自動水栓

自動水栓

センサーが感知して自動で手が洗えます。レバーに触らないので清潔に使用できます。用途に合わせて手動に切り替えることもでき、水の出しっぱなしにならないので節水にもなります。

お手入れしやすい排水口

お手入れしやすい排水口

凹凸が少ないため汚れがたまりにくくなっています。髪の毛などのゴミが絡みにくい構造で、お掃除が簡単に。

LED照明

LED照明

少ない電力の消費で長く使えるLED照明が洗面台にも取り入れられています。

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